2025年11月、エステサロン業界は新たな変革期を迎えています。
本記事では、サロンオーナー様が押さえるべき最新トレンドを厳選し、今後の経営戦略へのヒントをお届けします。
1. 「BEST ITEM 2025」受賞製品から見る業界

業界専門誌『エステティック通信』の2025年12月号で発表された「BEST ITEM 2025」。
サロン売上に最も貢献した製品・サービスが表彰されるこのアワードには、顧客から真に支持されるトレンドが現れています。
脱毛部門:LUMIX-A9Xが殿堂入り達成
株式会社エストラボの業務用脱毛機「LUMIX-A9X」が、8年連続受賞で見事殿堂入りを果たしました。
選ばれた理由
- SHR方式とBBL光美容機能を搭載
- 全身施術が最短12分で完了する圧倒的スピード
- 高い安全性による確かな信頼感
さらに2025年には後継機「LUMIX NOVIA」が登場。
操作性とデザイン性を向上させ、フェイシャルケアにも対応する次世代複合機として注目を集めています。
フェイシャル部門:HBLが新文化を定着
株式会社JULIA IVYが展開する「HBL(ハリウッドブロウリフト)」が3年連続選出で殿堂入り。
眉の生え癖を改善し、美しい毛流れを創り出す独自施術が「プロに任せる自眉ケア」という新たな文化を生み出しました。
施術ノウハウを活かした眉専用コスメブランド「HBL BEAUTY」も好調で、サロンの店販収益向上に貢献。
世界最細0.8mm芯の眉尻専用ペンシルなど、ユニークな製品群が顧客の心を掴んでいます。
2. 新規参入サロンに見るビジネスモデルの進化

業界の活況を示すように、新コンセプトのサロンオープンが相次いでいます。
注目は「Cami VIP SALON」の戦略転換
インフルエンサー・土屋可奈氏がプロデュースする「Cami VIP SALON」が、2025年11月18日にグランドオープン。
これまでの完全紹介制から、一般顧客の予約受付を開始しました。
戦略のポイント
- 限定コミュニティで培った高いブランド価値を維持
- 「美しさと習慣を整える」をコンセプトにオーダーメイド施術を提供
- 首・顔・おでこ・頭皮の巡りを総合的にケア
限定的な顧客層で磨いた技術力とホスピタリティを武器に、一般市場でどのような存在感を示すか注目されています。
3. 市場の二極化にどう対応するか
物価高騰と実質賃金の低下により、消費者は「価値を感じるものには投資するが、無駄な出費は抑える」という選択的消費へシフトしています。
市場は3つの層に分断
-
高価格帯・高付加価値サロン
専門的な技術力や特別な体験を求める顧客層 -
低価格帯・手軽さ重視サロン
セルフエステなど、コストパフォーマンス最優先の顧客層 -
ダウンサイジング層
高価格帯から中価格帯へ移行した顧客層。「ただ安い」ではなく「価格以上の価値」を求める
戦略的ポジショニングが成功の鍵
最も厳しい戦いを強いられているのが、明確な特徴を持たない中価格帯サロンです。
自サロンがどのポジションで競争優位性を築くのか、明確な定義が必要です。
| ポジション | ターゲット顧客 | 提供価値 |
|---|---|---|
| プロフェッショナルサロン | 美意識が高く本質的価値を求める層 | 圧倒的な技術力、専門知識、特別な体験 |
| 生活密着型サロン | 日常的メンテナンスを求める層 | 通いやすい価格、手軽さ、安心感 |
| 体験価値重視サロン | ダウンサイジング層 | 価格を抑えつつ高い満足度を実現 |
4. DXとAIが変える未来のサロン経営
デジタル技術の活用は、もはや集客とリピート率向上に不可欠です。
SNSマーケティングの威力
- Instagram×メタ広告で新規顧客を40%増加させた事例も
- LINE公式アカウントによる既存顧客との関係構築が効果的
AI活用で業務効率化と満足度向上
- AI搭載CRMシステムによる顧客データ分析とパーソナライズ提案
- 予約管理の自動化
- AIステップ配信の活用でリピート率80%超えを達成したサロンも
これらのツールは、スタッフの負担を軽減し、より質の高い施術に集中できる環境を創出します。
まとめ
2025年のエステサロン業界は、技術革新・ビジネスモデルの多様化・市場構造の変化が同時に進行する変革の時代です。
持続的成長のために必要なこと:
- 自社の強みを再定義する
- 明確な戦略を持つ
- 顧客が求める本質的価値と新しい体験を提供する
本記事で紹介したトレンドを参考に、ぜひ貴サロンの未来戦略を描いてみてください。




